薬草餃子作り

●場所
薬草園及び薬学部周辺

●実施日
平成22年3月12日

●日程
 
10:00〜11:00採取
11:00〜調理
14:00頃〜試食会→勉強会


●採取した野草
・餃子にしたもの
 スミレ…味、薬効特になし。
 ウシハコベ…ハコベ塩は消炎
 ノビル…薬効は、ネギ<ノビル<ニンニク。塊茎は皮を向いて生でも食べれる(お酒と合う?らしい)
 ナノハナ…水分が多いので、餃子には不向き。
 オドリコソウ
 ノブキ…刻んで佃煮。餃子では食べにくい。
 キュウリグサ
 セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ…花は天ぷら、蒸し焼き。葉は餃子にもOK。(今回は天ぷらと餃子に使用)
 ネズミモチ…実は強壮剤(女貞子)。お茶は胃潰瘍の薬と言われる。→ほとんど効果はない
 ヨモギ
 ノゲシ…美味しくはない
 イヌフグリ…葉の付け根に花が付くのはタチイヌノフグリ
 トウキ…先生が薬草園のを摘んできてくれました(ホッカイトウキの方だったかな…)

・その他の料理に使用したもの
 ツクシ…今回は天ぷらに。穂に薬効があるので取らないように。開くと苦いので、開いてないものを摘む。
 ナズナ…実はナズナ茶。穂は天ぷら。
 タラノメ…味噌焼き
 シダの一種…毛が硬くて美味しくない(今回は一応天ぷらに)

・使わなかったもの
 スイバ…酸味。塩をまぶして山登りの時に食べたりする。加熱によって酸味が増す為、餃子にすると食べられない。
 レンゲ…食べれはするが今回は不使用
 ノイバラ…営実→瀉下(アントラキノン類)
 ギシギシ…効果はノイバラに同じく。
 カラスノエンドウ


●餃子レシピ
本当はいろいろな種類を入れた方が美味しいのだそう。
今回は野草の味が良く分かるように、一種類ずつ&余計なものは入れないシンプルレシピ。

・材料
  野草(洗って刻む)
  挽き肉
  餃子の皮
  塩
  油

・作り方
  ミンチ:野草=1:1〜2くらいの割合で合わせ、塩を一つまみ入れて混ぜる(しっかり混ぜ合わせる)
  ↓
  皮に包む
  ↓
  油を敷いた鉄板で焼く
  ↓
  完成!



●メモ
ナズナ茶レンジやフライパンで焦げ目を付けた実を、湯に入れる。
ハコベ塩塩に汁を入れて乾燥。塩に成分が残り緑色になる。消炎効果があり、歯磨きに利用すると歯槽膿漏に効果あり。
タラノメ採取一番芽を摘むと側芽が伸びる。伸びた二番芽を摘むと三番芽が出るが、これまで摘むと木が枯れるので摘まないように。
タラノメの味噌焼き付け根の硬い皮を取り、ホイルに味噌を5mmくらい敷いた上に並べる。完全に包むようにホイルで何重にも包み、焦げる良い匂いがするまでオーブントースターで焼く。
味噌も美味しい。ご飯によく合う。
味噌:タラノメ=1:1を取り、タラノメを刻む。湯を入れると味噌汁に。一杯分をラップに包み、冷凍しておくと良い。
ヨモギ骨粗鬆症の薬。湯がくと栄養分が流出する(黒い汁)ので、若芽のみを採ると湯がかずに食べれる。




+ 感想 +
・どんな野草が食べれるか、薬膳とはどのようなものか、餃子作りのコツ……事前にいろいろ調べるのも楽しかったです。
・でも、実際には本にあるものを野辺に探すのは難しくて、目の前の特徴のない草を見ながら必死に本を捲ることしかできませんでした(笑)
・餃子作りのコツはちゃんと役に立ちました! 餃子ふわふわ!
・ウシハコベやキュウリグサ、タンポポはくせのない味で、食べ易かったです。
・トウキやセリ(先生が買ってきてくれた唯一のスーパー経由草)は独特の風味があって、美味しかったです。
・タラノメと味噌、すごく美味しいです。どこかにタラノキないかなぁ…。
・食べれると聞いても普段なかなかそれを実行する事がなかったので良い機会となりました。とっても楽しかったです!




皆で作ってます。野草は刻むと形が分からなくなるので、名札を忘れずに。


ピンボケな一枚。少ない餃子はじゃんけんでした。


菫好きの管理人が凄く気になっていた菫入り餃子。相方がじゃんけんでゲットしてくれたので分けてもらいました♪
中の紫、分かるでしょうか? ちょっと黒っぽく見えますが……。


採取中に四葉発見! 何となく勿体なかったので、摘まずに拝みました。

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